iMindMap

マインドマップ(MindMap)をご存知の方が最近かなり増えてきました。

マインドマップとはイギリスのトニー・ブザン氏が発案した思考ツールです。

頭の中にあるぼんやりとしたアイディアを自然に直感的に描くことができ視覚化出来るので世界中で多くの方がお使いになっています。

私も数年前からマインドマップを描くようになったんですが、一つ大きな悩みがありました。 

それは私の手が遅いことです。普段絵はもちろん文字さえも手で書くことがほとんどない私にとって手書きでブランチを書くだけでもどうしても時間がかかってしまうのです。

それに間違ったり、ブロックの位置を変更したいと思った場合は最初からやり直さなくてはなりません。

そんな時にiMindMapの存在を知りました。マインドマップをパソコンを使って描くことができる。 これは私にとって非常に画期的でありがたいことでした。

ゼロからマインドマップを描き始めてもマウスでの直感的な操作で素早くブランチを引くことが出来ますし、自分のよく使うスタイルの場合は雛形として保存しておくと次からかなり短い時間でマインドマップを描くことができます。

もちろん移動・変更も非常に簡単で今までよりもずっとマインドマップをつくるのが楽しくなりました。

また、私が気に入っている機能に「スピードマップモード」があります。 これは思いついた言葉をどんどん入力するだけでレイアウトは半自動でiMindMapがやってくれるというものです。

アイディアや言葉があふれ出している一番のっている時にデザインに気を取られることなく、ブレインストーミングに集中出来るのでかなり気持ちいいです。 

もちろんその後で好きなようにデザインを変更することもできます。

マインドマップでは記憶のフックとして絵を使うことを推奨しています。 さすがトニー・ブザン氏公認のiMindMap。ソフトと一緒にたくさんのクリップアートが同梱されていますのでいろいろ活用することができます。 それでだけでなく、自分で絵を描くための機能も備わっていますので絵心のある方ならオリジナリティーあふれるマインドマップをつくることが出来ると思います。

それからちょっと変わった使い方として、プレゼンテーションモードがあります。 マインドマップを使ってプレゼンをしてしまおうというものです。

当初はけっこう懐疑的だったのですが、よく考えてみれば頭の中のアイディアを直感的に視覚化したものですから、本来プレゼンには向いているのだということも最近では実感してきました。

パワーポイントとのプレゼンを見慣れた方もマインドマップでのプレゼンは新鮮に感じてくれるようです。

 

さてこのiMindMapとても良いところが多いのですが、弱点ももちろんあります。

それはマインドマップの基本ルールをご存知無い方の場合はマインドマップの力をフルに発揮させることが出来ない場合があることです。

直感的であるがゆえに自己流に陥りやすいということもあるのかもしれません。 しかもコンピュータで使う場合は更に簡単にできてしまうので知らないとやってはいけないことをついついやってしまいます。(私の場合だけかもしれませんが…)

 そうならないためにも是非、トニー・ブザン氏の『ザ・マインドマップ』という本をお読みになることをお薦めいたします。

また、興味はあるけれどいきなり本を読む気にはなれないという方は、『ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本』というムックもございますのでまずはこちらをご覧頂くのもよいかもしれません。 ちなみにムックにはiMindMapの紹介コーナーもあります。

マインドマップについての情報は こちらのサイトから どうぞ http://mindmap.jp/

パソコンソフトiMindMapの詳しい情報は こちらのサイトです。 http://www.imindmap.jp/product/

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