久しぶりに暗い映画を観た気がします。
それも現実に地面に横たわっているようなじとっとした暗さです。
舞台はニューヨーク。3人の警察官はそれぞれ「不幸せ」な状態にあります。
潜入捜査に疲れ善悪の区別がぼやけてきた刑事。
環境の悪い家のおかげで妻が病気になり引っ越すための金策に奔走する麻薬捜査官。
無難に問題を避けて生きることだけ考え続け定年退職を目前にした警官。
この3人の物語が交わり(crossing)ながら最後は一カ所に…
派手さはなく、どちらかといえば坦々と進んで行く物語が余計に暗さを増しているのかもしれません。
私は結構好きですが、人によっては単調に感じ最後まで見られないかもしれません。
私の個人的評価: 100点満点40点合格として… 35点