「生保レディー」という言葉があるくらい生命保険の営業の方は女性が多いです。
これは当たり前と思っていましたが、某生命保険にお勤め方にこれにはきちんとした理由があると教えてもらいました。
そもそも、金融業界の一般的な男女比を考えると生命保険はある種 特別な分野なのだそうです。
例えば、銀行レディー、証券レディー、損保レディーというのはあまり聞きません。
銀行マン、証券マン、損保マン(?)… もちろんマン言っても男性ばかりでなく人々という意味でとらえることもできます。
でも、どちらにしてもこれらの金融業界では女性がとても多いという印象はあまりありません。
では何故生命保険だけ女性が多いのでしょうか?
これは生命保険が日本で広まった歴史に理由があるのだそうです。
生命保険が日本で急激に広まり始めたのは第二次世界大戦直後からだそうです。
多くの男性が戦死したり、戦地にいたりという状況で主な働き手は女性だったこと、そして未亡人になってしまった女性達の生活を守るために仕事に就いてもらおうと国が政策として推奨した事業の一つに生命保険業界も協力したからだそうです。
戦後の荒んだ状態に女性達が力強く立ち直りをかけて生命保険を売ったのが生保レディーの始まりだったわけです。
この流れが残っているから、今でもひるむことなくアプローチする積極的な方が生命保険の営業の方には多いのかもしれませんね。
それにしてもやはり日本の女性はすばらしいです!