以前に世界はあなたが動かしていると書きましたが、それに関連する素晴らしいお話を見つけましたのでご紹介したいと思います。
残念ながら出典が分からないのですが、おそらくは海外の小話ではないかと思います。
まず目の前に3つの洗面器を用意します。
そしてそれぞれに温度の違う水(お湯)を入れます。
左から、45度、20度、10度です。
そして左端の洗面器(45度)に左手、右端(10度)に右手をしばらく入れておきます。
その後で両方の手を真ん中(20度)の洗面器に入れるとどのように感じるでしょうか?
おそらく左手は冷たく感じ、右手は温かく感じると思います。
同じ20度の水が同じ人間でも違った温度に感じられるのです。
つまり大切なのは「20度という一見すると絶対的な事実」ではなく、それを私達がどのように感じるかということなのではないでしょうか?
絶対的には一見 非常にツライと見える出来事でも、人によってはかなりダメージを受け、人によってはほとんど何でもない。
これは感じ方の違いで、この感じ方は自分で”ある程度”はコントロールできるのではないかと思います。
どちらにしても自分達でなんとか出来ることがある(選択の余地がある)と思うだけで少し気が楽になるのは私だけではないと思います。