機能的価値と高級ブランド品

まず最初にお断りしておきますが、私は典型的な男です。

それもアメリカ人的発想を持った日本人の男です。

つまり機能的な価値があるモノ以外にはお金を払いたくない、自分の身なりはあまり気にしない、自分勝手な生き物ということです。

こんな無粋者ですので、世の中の粋なモノについてはほとんど理解がありません…。

 

そんな私が以前からよく考えるのが高級ブランド品についてです。

例えばバッグですが、私が愛用するユニクロさんのバッグは数千円です。

たくさん物は入りますし、軽いですし、なによりポケットがたくさんあるのでぐちゃぐちゃになりにくいです。

でも、物はあまりたくさん入らず、本体が非常に重く、ポケットもなにもない形のバッグが特定のマークが付いているということで5万円以上するのはみなさんご存知の通りです。

バッグ本来の目的としては10人中9人がユニクロさんのバッグが良いとおっしゃると思います。

でもおそらく同じ人達にどちらが欲しいかと聞くと特定のマークが付いた高級バッグと答える方が大半のはずです。(私ぐらいのもんですねユニクロさんを迷わず選ぶのは…)

ここら辺にお客様のお気持ちを理解する難しさがあるのかもしれません。

機能的価値が高い(役に立つ)ものが優先的に売れるとは限らないということですね…。

 

ちなみに、「お前が金を持っていないからだろ」とご指摘を頂くこともありますが、個人的には100億円の資産ができてもおそらくユニクロさんのバッグにお世話になっているのではないかと想像しています。

結局はアメリカ人的発想をもっためんどくさがりの日本人の男なんでしょうね…

 

 

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