悼む人を遅ればせながら読ませて頂きました。
スゴイ のひと言です。
独特の世界観と思いながらも、実は自分の日常に何となく重なるような描写があったり。
ファンタジーのように現実離れしているようで、自分に明日起きてもおかしくないと思ったり。
そして何よりもスゴイと思ったのはこれだけの量で「生死」と「愛憎」というとてつもなく広く深いテーマを見事に一つの円として完結させているところです。
私の愛するシドニィ シェルダンを思わせる 複数の主人公という設定も私にはとても親しみやすかったです。
まだお読みになっていない方には是非おすすめします。