クラウドって何? クラウドコンピューティングとは その2

「クラウドって何? クラウドコンピューティングとは その1」からそろそろ一年が経とうとしています。

一応「ということで続きはまた気が向いたら…」とはなっていますが、どんだけ気が向かなかったんだ?とお叱りを頂きそうです…。

前回は、クラウド=cloud=雲=インターネット  …なのでクラウドコンピューティングは、「インターネットを使ったコンピュータの処理」というところまで考えました。

 

ではクラウドコンピューティングは私達の生活に関係あるのでしょうか?

はい 大抵の方には大いにあります。特にこのブログをお読み頂いている方には深く関係がある方が多いはずです。

このブログもインターネット上にあるサーバーと呼ばれるコンピューターによってみなさんのコンピューターからの要求に応じて表示されいます。

つまり「インターネットを使ったコンピュータの処理」と言えなくもないのです。

 

「え? そしたらインターネット上で情報を見たら全てクラウドコンピューティングっていうこと? でもそれならわざわざ名前を付けなくても10年以上前からありますよ」

はい…。 これこそが専門家の間でも解釈が分かれる大きな理由の一つなのです。

インターネットに接続している必要がある作業は厳密な意味では全てクラウドコンピューティングだということも出来るのです…。

 

ただし、一般的には「インターネットに接続する必要がある作業はなんでもかんでもクラウドです」という解釈はされていません。

これは私なりのかなり抽象的な解釈ですが、「従来は単体のパソコンで行っていた作業が、インターネット上の他のコンピュータにほとんど全て任せてもよくなったもの」のことをクラウドコンピューティングと呼ぶことが多いようです。

もう少し単純にしてしまうと、今まではソフトを買って自分のパソコンにインストール(設定)しないと出来なかったことが、ウェブブラウザ(今このページをご覧になるために使っているプログラム)だけあれば新しいソフトを入れなくても出来るようになったものは大抵クラウドコンピューティングと言っても大丈夫だと思います。

では具体的にどんなものがクラウドなの?ということを次回(今度は1年後にはならないようにします)考えていきたいと思います。

 

 

コメント / トラックバック1件

  1. […] 前回は、クラウドコンピューティングの定義は専門家の間でも意見が分かれていること、一般的にはお店でソフトを買ってきてインストールしなくてもウェブブラウザだけあれば使えるシステムをクラウドコンピューティングと呼ぶことが多いこと などを書きました。 […]

コメントをどうぞ