最近「クラウド」とか「クラウドコンピューティング」という言葉をよく目にします。
しかし、クラウドコンピューティングには「これだ!」という明確な定義がないようで、専門家の間でも「何をクラウドコンピューティングとするのか」は意見が分かれることもあるそうです。
そのようなわけで 私を含め多くの方がこの言葉に惑わされてしまっています。
反応は「なんだか難しそう」とか「私には関係ない」という無関心な方から、「置いていかれている気がする」とか「一生懸命勉強して追いつかなくては」と焦っている方まで様々なようです。
そこで私なりにいろいろな方のクラウドコンピューティングの定義を自分なりの解釈でかみ砕いて、いろいろな角度から書いてみようと思います。
まず最初に そもそもの言葉の意味から入りたいと思います。
クラウドは英語のCloudのことで、「雲」という意味です。
コンピューティングは、本来は「計算する」という意味ですが、現代では「コンピューターを使って処理をする」と考えて大丈夫だと思います。
ということは、「雲を使って処理する」ということになってしまいますが… これでは余計に意味が分かりません。
それもそのはずで、実は「雲」には別の意味があります。
コンピュータ同士のつながりを図にしたものを「ネットワーク図」と言うのですが、その中に「雲」の絵が使われます。
そしてその雲の絵は「インターネット」を表すのです! つまり 雲=インターネット というわけです。
すると… クラウドコンピューティングは、「インターネットを使ったコンピュータの処理」ということになります。
これで少し分かったような気がします。 でも具体的にはどんなことなのかはまださっぱりです。
ということで続きはまた気が向いたら…
[…] 「クラウドって何? クラウドコンピューティングとは その1」からそろそろ一年が経とうとしています。 […]