詰め替え用

皆さんは詰め替え用の商品って気になりませんか?

最近ではいろいろなものに詰め替え用の商品が売られていますが、以前から私は気になって仕方ないことがあったのです。

それは詰め替え用の価格設定です。

ほとんどの商品は詰め替え用を買っても、容器付きを買ってもそれほど値段が変わらない事が多いのです。

極端な例では容器付きが特売になっていたりすると、詰め替え用を買うよりも容器ごと買った方が安いなんていうことまでありました。

「詰め替え用は容器が要らないのだから、容器付きよりも安いはず」と思っていた私にとってはなんだか裏切られたような気持ちでした。

例えばひげそり。 ひげそりの本体に替え刃が3つ付いて1000円…。 なのに替え刃は4つで1400円なんてことが昔はよくありました。 これなら絶対ひげそり付きを買った方が得です。仮にひげそり本体が要らなくて捨てることになったとしても…です。

でもこれでは無駄なものを減らすというエコな側面の詰め替え用のメリットが全く活かされません。

 

そんな中、目から鱗が落ちるような新しい詰め替え用の手法を見つけました!

それは資生堂のシャンプーのTSUBAKI(ツバキ)です。

近所のドラッグストアで見つけた容器付きは649円、 それにたいして詰め替え用は449円!!!

ついに納得できる値段の差がある詰め替え用がでたぁ!と思って喜んでいました。

…が、実はこれにはちょっとした心理トリックがあるのです。 ここがうまいと思ったところです。

 

容器付きの容量は550ml、それに対して詰め替え用はなんと 400mlしかはいっていないのです!

いや~ これ考えた人はスゴイですね。 見事にやられてしまいました。

「詰め替え用は、容器付きと同じ量」という私達の固定概念を見事に利用したエコな作戦だと感心してしまいました。

あ… でもこうやってこのトリックを説明して多くの人に浸透してしまったら、この効果もなくなってしまいますね…。

それどころか エコな作戦 と感心せずに、なんだか損した気分なんて思う方がでてきたら余計に詰め替え用を買ってもらえなくなってしまうかも… 

う~ん やっぱり詰め替え用は奥が深いですね…。

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  1. […] 以前にシャンプーや食器用洗剤の詰め替え用の量が容器ごと買うのと比べて少なくなっていて、容器ごと買うのより値段設定を安くできるので、容器を再利用する人が増えてとても良い というようなことを書きました。 […]

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