‘本’ カテゴリーのアーカイブ

一冊の手帳で夢は必ずかなう

2010年1月21日 木曜日

一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法GMOの社長 熊谷正寿さんがお書きになった本です。

私はこの本とは変わった出会い方をしました。 

私はもともとGMOさんの株を買わせて頂いていて、昨年の株主優待として熊谷社長の「夢が、かなう手帳」(システム手帳のリフィル)を頂戴したのです。

理由は単純で、優待券は5000円分でしかも私の場合3000円しか使えない(使いたいサービスのキリがよくないので)のに、手帳のリフィルは7500円相当! これはお得!というセコイ発想です。

しかし手帳用のリフィルを頂いたのはいいのですが、使い方がいまいちよく分からない… そのようなわけでこの本を読むことになりました。

これってもしかしてまんまと熊谷社長の策略にのってしまったということなんでしょうか?

でも、もしそうだったとしたら熊谷社長に感謝です。 何しろ私にとって本当に良い本でした。

本の内容はとてもシンプルで余計な飾りが排除されている感じがします。他のHowTo本だと三倍くらいの量にして書くだろうと思われる内容がぎゅっと詰め込まれています。

実際のところこの本には2冊(又は3冊)分の内容が入っています。 前半は手帳を使って夢をかなえるための具体的な方法(これで1冊)、そして後半は熊谷社長の仕事術や経営術等(これが2冊分に相当するかも…)になっています。

 

さて手帳ですが、特にリフィルを購入しなくても市販されているものを工夫して使ったり自作したりすれば本を読むだけですぐに夢への一歩を歩き出すことができます。 これも熊谷社長の良心的なところだと感じました。

ちなみに私も数日前から始めました。 今までシステム手帳というのを使ったことの無い私にとってはやはりリフィルが初めから用意されていたのは手軽でよかったです。(はじめから全てそろえようと思ったら手間と時間がかかったと思います)

私が今まで手帳というものを使ったことが無かった理由、それはパソコンの前にほぼ年中座っているからです。つまり紙に書くよりパソコンを使ってデータを管理する方が楽だったのです。 夢リスト、予定表、やることリスト、月間目標等々 は全てグーグルドキュメントとOutlookを使って管理していました。

これで問題無いと思っていたのですが、実はパソコンを使うこの方法、効率的なようで無駄が多いことに今回手帳を使い始めて気付きました。

本にも書かれていますが、「手帳の強さは何度も見返せること」なんです。

パソコンのファイルは用事が無ければ開けませんので、もちろん見ることもありません。でも手帳はぱらぱらとめくるだけで嫌でもいろいろな情報が目に入ります。しかも自分で書くことによって記憶にも定着しやすい気がしています。

なによりなんだか手帳をめくっているだけで楽しい気分になるんです。これは結構意外で電車の中で手帳を見ながらにやにやしている自分に気付いて驚いてしまいました。

他にも、関連したアイディアがどんどん浮かんでくる等 はじめたばかりなのに既に多くのメリットを実感しています。

正月に立てた今年の目標が何だったか怪しくなってしまっている方、自分が人生において何を欲しいのかよく分からない方、私のような三日坊主な方におすすめします。

1500円弱の投資で蔵が建つかもしれませんよ…

  

一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法はAmazon.co.jpでどうぞ

祝 オープン「銀の鳩おすすめアイテムストア」

2009年12月10日 木曜日

いつもご覧頂いている方はお気づきかもしれませんが、右側のサイドバーのデザインを変更しました。

右上には、Amazon.co.jpさんのご協力で「銀の鳩のおすすめアイテム」をご紹介するサイトへのリンクを作らせて頂きました。

これは基本的にはアマゾンさんのサイトなんですが、銀の鳩用にいろいろとカスタマイズすることができまして、今までにご紹介させて頂いた本などをリストにすることができます!

「気になっていたアイテムがあったんだけど、しばらく経ったらどこに書いてあったか忘れてしまった」 とか 「いちいちお前の能書きは読みたくない」 というようなお声を頂いて… いませんがもしそのような時はどうかご活用ください。

見かけは違いますが、システムはれっきとしたアマゾンさんのものですのでご安心してお使い頂けると思います。
(私がいい加減に運営しているショッピングサイトではないのでご安心くださいという意味です 笑)

今はまだ少ししかリストにありませんが、徐々に増やしていく予定です。 

それからAmazon.co.jpで商品を検索 というのも追加しました。 アマゾンでのお買い物にはこちらの検索ボックスご活用頂ければと思います。

皆様のご利用心からお待ち申し上げております。 (何故かこんな時だけ妙に丁寧…)

カーネギー 人を動かす (英語版CD)

2009年8月26日 水曜日

人を動かす(英語版CD)はデール・カーネギー(Dale Carnegie)の「人を動かす」の原書『How to Win Friends and Influence People』の内容が英語で朗読されたオーディオブックです。(CD8枚組)

原書は1937年の発売ということなので、もう既に70年以上の月日が経っていますが、21世紀の今日でも活用出来るノウハウがぎっしりです。

オーディオブックの優れた点は、何か他の事をしながらでも勉強出来るということです。例えば、散歩、車の運転、通勤電車で移動中、家事をしながら、ジムで体を鍛えながら… 等々。

アメリカ人は車に乗っている時間が長いからか、アメリカではオーディオブックの人気が高いようです。 レンタルビデオ屋さんにはオーディオブックのコーナーがありましたし、最近でも最新のベストセラーがすぐにオーディオブックになることも珍しくないようです。

この人を動かす(英語版CD)は英語を勉強している人(したい人)には特におすすめです。 ナレーターの方ははっきりとした話し方ですし、使われている単語が日常生活とビジネスに関係するものが多く使われているように思います。

しかもカーネギーの人間関係を円滑にする知恵まで一緒に勉強出来ます。 
実はこれは英語を勉強する方にとって想像以上に大事なことだと思います。 
日本語で人に嫌われる人が英語だと人に好かれるということはあまり多くないと思います。 そして嫌われた方とのコミュニケーションはどんなに英語力があっても非常に難しいものになるのは容易にご想像頂けると思います。 つまり人に好かれる方法を知っている人は英語でも日本語でもうまくコミュニケーションがとれて、そうでない方はどんなに高い英語力があっても苦労してしまうケースがあるということだと思います。

英語には興味が無いけれど、家庭や職場・学校での人間関係にお悩みの方には『人を動かす(日本語版 単行本)』をおすすめいたします。

邦題の「人を動かす」というフレーズから管理者や経営者向けの本と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は誰でも毎日活用出来るテクニックがぎっしりと詰まっています。
ちなみに原題を直訳すると「友達を勝ち取り、人に影響を与える方法」です。

容疑者Xの献身

2009年8月3日 月曜日

容疑者Xの献身を遅ればせながら読みました。

単なる推理小説と思って気楽に読んでいましたが、最後にやられました。久しぶりに泣けた本です。

東野 圭吾先生の本は最後の数ページが どどど~ん と大きくて、それまで読んできたのはいったい何だったのか?と疑問に思うほど衝撃を受けることが多いですが、今回もそれにやられました。

なんだかクイズ番組でトップとの差が3000点で最後の問題は1万点… しかもその問題に当たって優勝してしまった そんな衝撃です。

普段の私なら冷静に遠くから見て「そんなことはない。現実離れしている」と思うはずなのですが、今回は「こんな愛の形もありかもしれない」と思いました。 それは読み進めるなかで私自身が自分で思っているよりもずっと深くに物語の中に入り込んでいたからかもしれません。

もちろん最後で泣けない方も、「やられた~」と思わず笑ってしまうような「だまし絵」的なトリックで楽しんで頂けると思います。

これだけ楽しめて660円は安いと感じました。

まだお読みで無い方はAmazonでご購入頂けますので夏休みの読書にもしよろしければ…

「仕組み」仕事術

2009年7月27日 月曜日

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術を読んでびっくりしました。

今まで数十冊の仕事術の本を読ませて頂きましたが、これほど共感できる本は今回が初めてです。

あまりにも共感できるので、逆にがっかりしました。…というのも私の中では自分なりに気づいた仕事術やノウハウを将来的に本にしてみたいという夢がありました。

しかし、私の知っていることのほとんどはこの本に書いてあります。 しかも楽しい絵付きです…。

そのようなわけで私の仕事術に関する本の執筆という夢はしぼみました。

でもたくさんの時間をかけて本を書いたり、長い時間をかけてご説明させて頂かなくてもこの『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』をおすすめしてお読み頂ければよいので(特に私の説教じみた説明を聞かされる方にとって)大きな時間の節約になります。

う~ん もっと早くこの本に出会えていれば、今まで私と一緒に仕事をした皆さんを私の分かり難い説明で苦しめずにすんだかもしれませんね…

「仕事をする時間を半分にして、給料を倍にしたい方」にはこの本をお勧めします。

私と一緒に仕事をした方の中には実際に同じような経験をされた方がいますが、私の説明よりはるかにわかりやすいこの本をお読み頂ければどなたでも実現可能だと思います。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則(ティッピングポイント)

2009年6月24日 水曜日

「ティッピング・ポイント ―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか」を読んで感動しました!

これは自分の読書メモにと思ってアマゾンを調べたところ中古品が4000円近く(もともとの定価は2000円以下)で売られていました。 

出版社のウェブサイトも調べましたが、どうやら絶版らしいのです。

ところが! ティッピングポイントと同じ内容の本が文庫で他の出版社から出ているようです。

 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 という長い名前に変わっていましたが、中身は目次を見る限りどうやら全く同じようです。 

第1章 爆発的感染、その3原則―ティッピング・ポイントへ至る指針
第2章 「80対20の法則」から「少数者の法則」へ・原則1―感染をスタートさせる特別な人々
第3章 粘りの要素・原則2―情報を記憶に残すための、単純かつ決定的な工夫
第4章 背景の力・原則3―人の性格に感染する背景
第5章 「150の法則」という背景―人の行動に感染する効果的な集団の規模
第6章 商品はどのようにして感染するのか?・Case study1―エアウォーク社の販売戦略から学ぶこと
第7章 自殺と禁煙・Case study2―ティーンエイジャーの感染的行動の謎を探る
第8章 ティッピング・ポイントを押せば世界は傾く―焦点をしぼること、実験すること、そして信念を持つこと

商店主、起業をお考えの方、マーケティング関係者、広告担当者、営業マン、DM発送者、サークルやクラブの運営者、自治会・町内会の幹事さん、お子様がいらっしゃる方…等々

以上の方には必ずお役に立つ内容の本だと思いました。

大きな変化は、小さなことから始まる。 そしてそれは巨額の広告費をかけなくてもできる。 

サービスや商品を感染的にヒットさせるヒントがたくさん詰まった本です。

非常識な成功法則

2009年5月25日 月曜日

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣神田昌典先生の本です。

直接の講演やセミナーでご教授頂いたことが無いばかりか、お顔も存じあげないのに先生とお呼びするのは失礼かもしれませんが、私にとっては不思議と身近に感じる紛れもない先生です。

というのもこの非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣は誰かに紹介されたというわけでもなく、どなたが書かれているのかも意識せずに読んだ私にとって3冊目の神田先生の本(訳書含む)なのです。

もちろん先生の他の著書もベストセラーですから、私の鈍い目にだってとまるといえばその通りなのです。しかし私は勝手に運命的なものを感じています。

というのも3冊とも内容が私のそのとき置かれた状況に的確で大きなヒントをくれた人生を変えた本だったからです。
しつこいようですが、時期も3冊とも違いますし特定のどなたかからご紹介いただいたわけでもないんです…

私にとっては「うん いいよ そのままやりなよ 楽しくね!」と背中をポンっと押して頂けたような気がする一冊です。

今の生活に満足していない方には是非読んで頂きたい一冊です。必ず何か得できることがあるはずです。
今の生活に満足している方にも是非読んで頂きたいです。あなたの幸せを他の方も感じられるようにお手伝いするためのヒントになることが随所にちりばめられていると思います。

「お金を求めることは悪いことではない! でもお金だけでは幸せにはなれない…」 お金持ちになるシンプルな方法を教えてくださるだけでなく、生き方を教えてくださる素晴らしい本だとおもいます。

「チーズはどこへ消えた?」

2009年3月24日 火曜日

今さらながら「チーズはどこへ消えた?」を読みました。厳密には読んだというよりはCDで聴いたのですが…

結論から書くととてもすばらしい内容だと思います。主題は人生における「変化」とそれに対する対応についてです。

重いテーマなのでついつい構えてしまいそうですが、内容が物語になっているのでとてもリラックスして読めると思います。というよりも、主題については難しく考えずに、子供向けの物語として読んでも十分におもしろいのではないかと思えます。

表現するのが難しいのですが、物語が進む中で私は 力の抜けるような笑いを何度もしました。それも自分に対して… たとえて書くならば、暗い場所を一人で歩いているときに突然の物音に「う」に点々や「お」に点々が付くような驚きの声をあげた後に物音の正体が自分の足音だったと気づく… そんな時に出る 自虐的といいますか、自分がおかしくてしょうがない感じです。

物語の登場人物の行動をみて「あ~ あるある!」と言ったあとに、「あ… 自分だ…」とちょっとへこんで その後思わず笑ってしまうんです。そのときにみぞおちのあたりからす~っと力が抜けるんです。 でもがっかりとか悔しいとかではなく、「やられたな…」と気持ちよく負けを認められる感じです。 それで気づくと肩からも力が抜けているのに気づいたりするんです。

そのようなわけで、「毎日○○を失うのが怖い…」とか「現状を維持することにたくさんのエネルギーを注いで疲れてしまう」という方はもちろんですが、「なんだか肩に力が入っているな」とか「気持ちよく笑えてないな…」という方にもおすすめできる内容だと思いました。 もっとも翻訳版はおろか、原書すら「本」は見ていないので「本」の質についてはまだなんとも申し上げられませんが、内容は楽しんで、お役立て頂けると思います。

また英語を勉強している方は是非CDを聴いてみて下さい。ゆっくり、はっきりお話してくれるだけでなく、難しい単語はあまり多くなので楽しんで頂けると思います。

「リーダーたちの憂鬱」

2009年3月3日 火曜日

リーダーたちの憂鬱」も管理者養成学校(社員教育研究所)の本です。

コンサルタントがある会社の社長に頼まれ社内の問題を発見し、解決していくというストーリーです。

ビジネスマンの多くが一度は経験する「本当はこうするべきなんだけど……」実際はできていない。(私の場合は普通の方の3倍はあるかと思いますが…)

このような事例をコンサルタントが指摘し、それに対し当事者が反論・言い訳をする… しかしコンサルタントの説明で理解し 問題が少しずつ見えてくる…。

事例の中には私がよくやってしまう失敗(今日できることを明日やる…とか)がいくつもあり、当事者と一緒に痛い思いをしました。(耳が痛い、心が痛い、頭が痛い)

そんなこともあってか、何度か涙が出そうになりました。 私のような駄目サラリーマンにはちょっと泣けるビジネス小説でした。

「この学校は詩人と音楽家によって創られました」

2009年2月19日 木曜日

この学校は詩人と音楽家によって創られました」は管理者養成学校が発行するメールマガジンを編集・加筆したものです。

メールマガジンは読んでいましたが たくさん加筆されたこと、パソコンのモニターの代わりに活字で読むことでまた違った印象を持って読めました。

管理者養成学校には「二度は行きたくないけど、一生に一度は行ってみるべき」と私は友人には話しています。

興味はあるけど「怖い」というその友人にプレゼントしてみようと思っています。