一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法はGMOの社長 熊谷正寿さんがお書きになった本です。
私はこの本とは変わった出会い方をしました。
私はもともとGMOさんの株を買わせて頂いていて、昨年の株主優待として熊谷社長の「夢が、かなう手帳」(システム手帳のリフィル)を頂戴したのです。
理由は単純で、優待券は5000円分でしかも私の場合3000円しか使えない(使いたいサービスのキリがよくないので)のに、手帳のリフィルは7500円相当! これはお得!というセコイ発想です。
しかし手帳用のリフィルを頂いたのはいいのですが、使い方がいまいちよく分からない… そのようなわけでこの本を読むことになりました。
これってもしかしてまんまと熊谷社長の策略にのってしまったということなんでしょうか?
でも、もしそうだったとしたら熊谷社長に感謝です。 何しろ私にとって本当に良い本でした。
本の内容はとてもシンプルで余計な飾りが排除されている感じがします。他のHowTo本だと三倍くらいの量にして書くだろうと思われる内容がぎゅっと詰め込まれています。
実際のところこの本には2冊(又は3冊)分の内容が入っています。 前半は手帳を使って夢をかなえるための具体的な方法(これで1冊)、そして後半は熊谷社長の仕事術や経営術等(これが2冊分に相当するかも…)になっています。
さて手帳ですが、特にリフィルを購入しなくても市販されているものを工夫して使ったり自作したりすれば本を読むだけですぐに夢への一歩を歩き出すことができます。 これも熊谷社長の良心的なところだと感じました。
ちなみに私も数日前から始めました。 今までシステム手帳というのを使ったことの無い私にとってはやはりリフィルが初めから用意されていたのは手軽でよかったです。(はじめから全てそろえようと思ったら手間と時間がかかったと思います)
私が今まで手帳というものを使ったことが無かった理由、それはパソコンの前にほぼ年中座っているからです。つまり紙に書くよりパソコンを使ってデータを管理する方が楽だったのです。 夢リスト、予定表、やることリスト、月間目標等々 は全てグーグルドキュメントとOutlookを使って管理していました。
これで問題無いと思っていたのですが、実はパソコンを使うこの方法、効率的なようで無駄が多いことに今回手帳を使い始めて気付きました。
本にも書かれていますが、「手帳の強さは何度も見返せること」なんです。
パソコンのファイルは用事が無ければ開けませんので、もちろん見ることもありません。でも手帳はぱらぱらとめくるだけで嫌でもいろいろな情報が目に入ります。しかも自分で書くことによって記憶にも定着しやすい気がしています。
なによりなんだか手帳をめくっているだけで楽しい気分になるんです。これは結構意外で電車の中で手帳を見ながらにやにやしている自分に気付いて驚いてしまいました。
他にも、関連したアイディアがどんどん浮かんでくる等 はじめたばかりなのに既に多くのメリットを実感しています。
正月に立てた今年の目標が何だったか怪しくなってしまっている方、自分が人生において何を欲しいのかよく分からない方、私のような三日坊主な方におすすめします。
1500円弱の投資で蔵が建つかもしれませんよ…
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