テレビで話題の美味しい店にはお客さんが殺到して行列ができます。
もちろん並ぶ価値のある商品だからみなさん並ぶはずです。
並ぶ価値が無ければあっという間に行列は消えてしまうでしょう…。
ですから3年間も行列が絶えない店は良い店なのでしょう。
少なくても商品は良いものなのでしょう…。
でも少し発想を変えると、その店が本当に良い店かと疑問に思えることもあります。
本来お客様は(一部の行列ファンを除いては)並ばずに買いたいと思っているはずです。
それなのに3年間も行列が絶えないのは、お店の並ばなくて済むような工夫が十分ではないとも言えないでしょうか?
3年あればお店のレイアウトを変えることも出来ますし、そもそもお店の数を増やすこともできるはずです。
レジが混むならレジの台数を増やし、製造が間に合わないなら製造ラインの強化を…と打つ手はいろいろあるわけです。
それなのに行列が絶えないのは、そのお店は行列を広告塔と考えていて、お客様の利便性よりも客寄せとして行列が必要なのでは…
と考えるのは意地の悪いひねくれた根性の私だけでしょうか…
でも今まであった行列が消えると商品の質が落ちたと思われてしまうのは怖いのも確かですね…
人混みが苦手でそもそも行列には並べない私でも2軒のレストランが並んでいたらガラガラな方はどうしても避けてしまいますから…