‘農業’ カテゴリーのアーカイブ

米を非課税に!?

2013年1月9日 水曜日

今朝のニュースで消費税の複数税率についてやっていました。

それをみて「米を食べてもらうために莫大な費用を費やしているのだから、思い切って米を無税にしたらどうだろう?」と思ったのです。

そこでちょっと調べてみると…

日本の主食用米の消費量が年間810万トン(2011年7月~2012年6月)だったそうです。

私が通常食べるお米は一番安い(お米の味が分からないので…)1kg  200円程度のものです。

仮に810万トン全てが1kgあたり200円だと仮定すると年間の売上額はなんと1.6兆円!

その5%というと… 810億円です!

1kg200円は最安値の部類でしょうから実際はもっともっと高くなるはずです。しかも毎年です!

いくら農林水産省がたくさんテレビコマーシャルをしても年間810億円にはならないでしょうから、私の考えは浅はかだったということになります。

もっとも減反政策による補償費のことを考えるともしかしたら話は少し変わるかもしれませんが…。

塩害地や砂漠でも農業を可能に アイメック農法

2011年12月18日 日曜日

津波で海水が流れ込んでしまった畑や雨がほとんど降らない砂漠でも農作物の育成を可能にする技術があると聞いて早速調べてみました。

この技術はアイメック農法と呼ばれ、メビオール株式会社によって開発された技術だそうです。

特殊なフィルムを使うことでごく少量の土だけで農作物を生産できるのだそうです。

ちなみにこの農法でドバイでトマトの栽培にも成功しているそうです。

詳しい説明は以下の動画をご覧頂いた方が分かりやすいと思います。

 

ふと思ったのですが、この技術を使ったらもしかしたら原発事故の影響で汚染された地域でも安全に農業をできる可能性もあるのではないでしょうか?

大きな可能性を持ったスゴイ技術です。

土のう農園で唯一の大量収穫

2011年10月14日 金曜日

ようやく涼しくなってきましていよいよ土のう農園にも終わりが近づいてきました。

結局、採れたのは小さなパプリカが数個とやたらと種の大きなナスが数本だけでした。

大失敗ですね…。

そんな寂しい気持ちでナスやピーマンの後片付けをしているとナスの土の中から小さな幼虫がでてきました。

カブトムシの幼虫の3分の1くらいの大きさでしょうか…

カナブンか何かの幼虫かなぁ?と思いながらも寒そうでかわいそうなのでピーマンが植わっていたプランターに埋めてあげます。

すると、少ししてまた同じ種類の幼虫がでてきました、今度は2匹です…。

これもプランターに移動としゃべるで土と一緒にすくうと… !!!

なんと次から次へと同じ幼虫がでてくるではありませんか!

結局合計で数十匹の正体不明幼虫がいました。

野菜は採れませんでしたが、幼虫は大量収穫(?)でした。

秋の風が身にしみます…

土のう農園 ジャガイモの悲劇後

2011年9月9日 金曜日

ジャガイモの悲劇から早くも2ヶ月が経とうとしています。

あれからテンションがすっかり下がってしまい土のう農園はほぼ放置状態でした。

にも関わらずミニパプリカとナスはあれから少しだけ収穫できました。

実際には少しだけとも言えないかもしれません…。

小さなナス数本と親指の先ほどの大きさのミニパプリカが数個だけです…。

土、苗、土のう用袋、肥料、農薬を考えると完全な赤字です。

しかも趣味としてもそれほど面白くないですし…。

やっぱり収穫の喜びを味わうには本物の畑でやらなくてはダメなのでしょうか…。

土のう農園収穫!

2011年7月10日 日曜日

さぁいよいよやって参りました。

ジャガイモの茎が枯れました。 これが収穫の合図です。

芋づる式の画が撮りたいのでいろいろ慎重に準備してさぁ いよいよ収穫です!

えいっ! と茎を引っ張ると茎だけとれてしまいました… まぁ芋づる式の画はとれなかったけど掘って出てきたところを撮ればよいか…

なんて思って掘っていきます。

ん?

んんん?

しかし、いくら掘ってもジャガイモはでてきません。出てくるのは腐った種芋と細い根だけです…。

そんなはずはないと、土のうをひっくり返して土の中を全て調べましたが結局ジャガイモの収穫は ゼロ!  ゼロです!

う~ん 原因は良く分かりませんが、可能性としてあるのは種芋に使ったのがブランド品のジャガイモ(食用)だったからだとか…
(特定の植物には勝手に増やされるのを防ぐために2世代目が育たないように遺伝子が加工されているものがあるそうです)

種芋がだいぶ芽を出した時点で無理矢理蒔いたのがいけなかったのか、それとも蒔く時期が悪かったのか…。

どちらにしてもあれだけ立派に伸びた茎の割に ジャガイモ一つも採れないなんて がっかりです…。

 

土のう農園からの恵み

2011年6月24日 金曜日

前回のマイクロトマトに続いて、土のう農園から収穫がありました。

今回はパプリカです。 いち早く実がなっていたのですがどうしても(もっと大きくなるのではと)採れずにいました。

今回実の一部が傷み始めたので慌てて収穫となりました。

食べていないので味は分かりませんが、なかなか綺麗です。
(ちなみに紫の方の隠れている面が傷んでいます)

土のう農園 パプリカ

土のう農園 パプリカ

高速道路上限1000円割引最終

2011年6月18日 土曜日

福島に行って参りました。

今回は高速道路の休日割引(上限1000円)の最後の週末だったこともあり、かなり車が多かったです。

また、関西や中国のナンバーの車もいつもより多くみられましたので、被災地へのボランティア、家族・親戚のお見舞いという方もいらっしゃったのかも知れません。

 

さて今回も盛りだくさんでした。

まず、精霊の守る神聖な土地にある、妖精の飛び交う美しいバラの園を特別に拝見させて頂きました。 

詳しいことはここではかけませんが、通常は(私達のようなものは)決して入ることはできない特別なお庭をNPOの矢吹さんのおかげで拝見することができました。

心が洗われるというのはきっとあのような体験のことをいうのだと思いました。

 

そして、またしても旅の宿の女将さんに美味しいものをご馳走になりました。

「いや~ 毎回毎回 こんなに幸せでいいんでしょうか?」と思わずにやけてしまうんですが、スグその後で「いいんです むははははは」と何度も壊れたラジオのように言っていました。(今回も)

日本一の女将の餃子、ウドの若芽の炒め物、臭みゼロのかつおの刺身… う~ん 思い出しただけでまたよだれが… 

日本一(当社比)の女将の餃子

日本一(当社比)の女将の餃子

 

翌日は遅ればせながら 昨年お借りしていた畑の片付けをしました。 

本来は三月の末には綺麗にしてお返ししなくてはいけなかったのですが、震災の影響で結局6月になってしまいました。

爆発しそうな葱坊主のネギ、天まで伸びそうな勢いの菊芋、そして誰かがアロマオイルをこぼしたのでは?と思う程に増えた香りを振りまいていたミント、さらには去年の堀残しから生えてきたジャガイモ…。

それからもちろん大いばりで大成長して木のようになっていた雑草も(全てではありませんが…)抜きました。

ねぎ坊主

爆発寸前のねぎ坊主

 

天まで届きそうな菊芋

天まで届きそうな菊芋…と私の尻

 

ミントの群れ

ミントの群れ?

 

またこの場所で野菜作りができる日を思い、そして今までの感謝を込めてちょっとうるうるしながらの一礼で帰ってきました。

土のう農園初収穫!

2011年6月11日 土曜日

厳密には土のう農園ではないのですが、近くにおいてありましたので…。

マイクロトマト

 

トマトなんですが、 実はものすごく小さいのです。

手のひらのマイクロトマト

手のひらのマイクロトマト

 

もともと観賞用のようなのですが、もちろん食べることもできます。

味はというと… う~ん ちゃんとトマトです。

というかむしろ昔のトマトのようになんだかトマトらしい味がします。

ということで初収穫ありがとうありがとう!

土のう農園1ヶ月

2011年6月5日 日曜日

土のう農園は早くも1ヶ月をむかえようとしています。

最後にご報告した2週間前の様子と比較してお届けしたいと思います。

まずは全体象の2週間目です。

土のう農園 2週間目

土のう農園 2週間目

 まだ、土がハッキリと見えています。

ではその2週間後(都合1ヶ月)はどうなったかというと…

 

土のう農園 1ヶ月

土のう農園 1ヶ月

  

もうジャガイモが大成長で土はほとんど見えません。

 しかもピーマンまで隠してしまっています。

続いて2週間前のナスです。

土のうナス 2週間後

土のうナス 2週間後

 
 
そして1ヶ月目のナス。
 
 
土のうナス 1ヶ月

土のうナス 1ヶ月

 

葉っぱが立派になり、しかも紫色の花が咲いています。

ちなみに、ナスは葉っぱにもトゲがあります。

 

そして最後に2週間前のピーマンです。

 
ピーマン2週間目

ピーマン2週間目

 
 
左側の株には白い花が咲いているのがおわかりいただけますでしょうか?
 
 
そして1ヶ月目のピーマン達です。
 
 
ピーマン 1ヶ月目

ピーマン 1ヶ月目

 

右側の実が少し大きくなりました。 そしてこの写真では分かりませんが、左側の株にも実が付いています。
(2週間前の白い花が実になりました!)

紫ピーマン 1ヶ月目 アップ

紫ピーマン 1ヶ月目 アップ

 

 

2週間ほど前まではよその畑と比べるとナスもジャガイモも我が家の土のう農園のは成長が著しく遅れていました。

しかし、最近はようやく追いついてきたようです。

特にジャガイモの生長はめざましく、今から収穫が楽しみです。

恐るべしトウモロコシの力

2011年5月25日 水曜日

またもやNHKの『いのちドラマチック』にやられました…。

今回私が観たのはトウモロコシについてです。

日本ではトウモロコシというとあまり多く消費していないイメージを私は持っていましたが、実はそれは大きな間違いだということを学びました。

例えば、肉。 牛、豚、鶏の全てがトウモロコシを大量に食べています。そしてその肉を食べる私達はトウモロコシを大量に食べているようなものなんだそうです。

特に牛は、草だけに比べてトウモロコシを食べさせることで4倍のスピードで成長するのだそうです! 

ちなみに、最近話題のマグロの養殖にもトウモロコシが使われているのだそうです。

なんだか映画のマトリックスを思い出してしまいました。

 

それからサトウキビから作った砂糖の1.5倍の甘さのあるコーンシュガー(コーンシロップ)は多くの食品の調味料として使われているそうです。

特に炭酸飲料等では大量にコーンシロップが使われているのだそうです。

 

トウモロコシの生産量は全世界でおよそ年間8億トンで、これはカロリーベースで計算すると55億人が1年間生きていけるだけの量なのだそうです。

ん?

…んんんん?

トウモロコシだけで55億人が食べていける?  もちろんトウモロコシの他に、麦、米、芋、豆もたくさん作られていますよね?

ん?

ということは世界中に飢餓で亡くなる方が大勢いるのは何故なんでしょうか?

実はどうやらそれは先ほど書いた「肉」に関係あるようなのです。 

詳しいことは分かりませんが、人間がトウモロコシをそのまま食べるのと比べて、牛や鶏に食べさせて肉を食べる方がカロリーの効率は悪いことは想像ができます。

だって牛や鶏も生きるためにカロリーを消費しますから…。

なので55億人分が生きていけるカロリーのトウモロコシは肉になることで、きっと養える人が大きく減ってしまうでしょう…。

 

私はこれが食糧危機の原因の全てだとは思っていませんし、肉を食べるのをやめるべきだということを言いたいわけでもありません。

でも、トウモロコシだけでも55億人分の糧があるにも関わらず、今この瞬間にも飢えて亡くなる子供達がいる事実からは目を背けてはいけないとは思います。

 

ここでせっかくなのでもう少し自分なりにトウモロコシについて調べてみました。 するとまた一つ驚いた事実がありました。

日本は世界一のトウモロコシの輸入国なのです! 

その量はなんと全世界の5分の1(20%)もあるのだそうです!

世界最大の生産国アメリカだけの輸出量に対する割合をみると2011年3月で約30%で、129万トンです!

 

最後にトウモロコシを食べたのはいつだったかなぁ?などとのんきなことを考えていましたが、ほとんど毎日必ずと言ってよいほどトウモロコシのお世話になっていることが分かりました。

そして、そのほぼ全てをアメリカを始めとする海外からの輸入に頼っているということも…

あ~ こんなことなら中学生の時もう少し社会の勉強一生懸命やっておけばよかったのかもしれません…。