英語だけでなく日本語にもオクシモロンが結構使われていますね。
冗談っぽく使われる「ゆっくり急ぐ」はまさにオクシモロンですね。
他にも
綺麗な汚れ、
確かな間違い、
活字嫌いの新聞、
小さな文字が見えにくい老眼鏡、
…あれ?
英語だけでなく日本語にもオクシモロンが結構使われていますね。
冗談っぽく使われる「ゆっくり急ぐ」はまさにオクシモロンですね。
他にも
綺麗な汚れ、
確かな間違い、
活字嫌いの新聞、
小さな文字が見えにくい老眼鏡、
…あれ?
黒い金… なんだろうなぁと調べてみると俗語的表現で原油のことだそうです。
なるほど確かに黒い原油は金のように貴重なものですね。
特に最近の原油の高騰で産油国からすると吹き出す黒い液体が金色に見えてもおかしくなさそうです。
あ これと同じようなパターンで White Gold もオクシモロンですね。
白い金ですから…。
ん? 白金はプラチナ(platinum)で、ホワイトゴールド( White gold)は別のもの?
日本語ではさらにややこしいですね。
「左でいいんだよね?」を口語的に略して言うとこうなりますが…。
“right”には「正しい」だけでなく「右」という意味もありますので左右両方が一文に入ってややこしいというケースです。
厳密にはoxymoronではないのかもしれませんが個人的には大好きなのでご紹介させていただきました。
混乱しやすいというのを理解した上で友達との掛け合いにわざわざ遊びで使うことがあります。
A: Left, right? (イントネーションによっては「左だよね?」ともとれるし「左? 右?」ともとれます)
B: Right. (これもイントネーションによっては「そうだよ」にも「右」にもとれます)
A: Right. (「そうそう」または「右」)
B: Ah Right, right? 「(あぁ 右なんだ そうだよね?」または「あぁ やっぱりあってるんだ そうだよね?」)
結局右なのか左なのかは正確には分からないままです。
英語にも同音異義語が結構あって日本人の言葉遊びと同じように英語圏の人も楽しんでいるように思います。
「同意しないことに同意する」というような意味なのですが、日本語だとあまり使いませんね。
あまり語呂がよくないからでしょうか?
英語だとリズムが結構良いのでこれをスマートに使えるとちょっとかっこいいかなと個人的には思ったりします。
そういえば時々映画の台詞で聞いたりすることもあります。
これに関係していると言えるかどうかはわかりませんが:
The only thing we agree is that we agree with nothing.
(私たちが唯一同意できることは、私たちが同意できることは何もないということだけだ)
なんてのもあります。
日本語でスマートに言うにはどうしたらよいでしょうかね…
反対することに同意する の方がまだ響きはよいでしょうか?
昨日の「嘘つきのパラドックス」に続いて矛盾に関連する用語です。
Oxyとは賢いとか鋭いという意味で、Morornとは愚かなというような意味ですので、直訳すると「賢い愚かなもの」になります。
単純に言えば意味の反するものを同時に使った表現というようなものだと私は理解しています。
例としては 燃える氷、残酷な親切、黒い光 があります。
日本語でもたくさんありますが、英語独特のものもあるので気が向いたらいくつかご紹介できたらと思います。