つい20年ほど前には、お金と言えば紙と金属で出来たものでした。
もちろん今でも紙と金属のお金はたくさん流通しています。
…が、紙と金属以外のお金が近年急激な勢いで増えてきているのはみなさんもお感じになっていると思います。
一部のデパートや大型量販店での使用が主だったクレジットカードは今は多くのスーパーでも使えるようになってきています。
SuicaやEdyを始めとする電子マネーのお陰で、電車、バス、コンビニだけでなく多くの場所で小銭を使う必要がなくなりました。
銀行口座はインターネットで管理でき、振込や振替が自宅に居ながら一瞬で出来てしまいます。
決済時の差額のみを動かす外国為替証拠金取引(FX)では多額のお金が動いています。
そして、これらの紙と金属以外のお金の管理は全てコンピューターが行っているのです。
(というよりも、コンピューターの技術が発達したお陰で可能になったサービスばかりです)
お金のやり取りは綺麗な紙の交換から、コンピューター同士が0と1を使って行う通信によって行われる比率が増えてきているのです。しかもものすごい速さで…。
私達の生活に欠かせないお金。
コンピューターが実際に反乱するかどうかは別としても、もし反乱されたら私達の生活に深刻なダメージを与えることが出来る可能性は十分にあると思いませんか?
便利なのは素晴らしいですが、こう考えるとちょっと怖い気もします。