‘TV’ カテゴリーのアーカイブ

キルトの家

2012年2月13日 月曜日

NHKの土曜日ドラマスペシャルです。

何とも不思議なドラマでした。

俳優さんは舞台演劇のように台詞を話すのですが、画像は普通のテレビドラマなのです。

はじめのうちは少し違和感があるのですが、話が進んでくるとこれがなんとも言えない気持ちよさになってきました。

複雑な事情を持つ若夫婦が震災を経験し逃げ込んできたのは取り壊しが決まっている団地。

そこにはいわゆる”独居老人”が作るクラブのようなものがありその会場がキルトの家と呼ばれるキルト屋さん。

住人と若夫婦の関係を通して、生きるとは、そして死ぬとはどういうことなのかを考えさせてくれるお話でした。

 

いや~ しかし山崎努さんはかっこいいですねぇ。

 

 

原発事故と子供の体重

2011年10月29日 土曜日

「原発事故の影響で子供が外で遊べず、子供の体重に異変が…」

という出だしで始まったニュースをみて私は「やっぱり運動不足だから太っちゃうだろうなぁ…」と勝手に自分のことと結びつけて思い込みをしていました。

ところが、この後に続くアナウンサーの言葉が予想外だったため全く理解ができませんでした。

「子供達の体重増加が昨年の同じ時期より少ない」というのです。

ん? 問題は肥満ではなく太れないこと? あれ? と少し困惑している私にニュースは続けて地元の医師の話を紹介します。

「昨年の4月から9月までの子供の体重増加は3.1kg。 しかし今年は同じ時期で0.8kg。」

ただし、このデータが原発事故と関係があるのかはまだ分からないとのことでした。

 

ここからは私の勝手な想像ですが、外で思いっきり遊べないため筋肉が増えない、ストレスがたまり食欲がない、骨への刺激がないため成長を促すシステムがうまく動いていない…というようなことが起きているのかもしれません。

原発事故の影響はもしかしたら放射能汚染だけにはとどまらないのかもしれません。

味が分からない子供達

2011年10月25日 火曜日

NHKのニュースで三國シェフがフランスの学校では以前から行われている「味覚の授業」をある小学校で行ったと報じられていました。

味覚って教えてもらわなくては分からないものなのかなぁ?と少し疑問も持ちましたが、大切なことだとも思いましたので興味を持って観ました。

授業の内容は、五味+1(塩味、苦味、甘味、辛味、酸味 + 旨味)を実際になめて感じてみることから始まっているようでした。

その後は微妙な味付けのバランスがおいしさを作る料理を食べて、どんな味がするのかをみんなで話し合いながら勉強してくという内容でした。

これは面白そう! 私も受けてみたいと思っているとアナウンサーが衝撃の言葉を発します。

「ある食品会社の調査によると、子供の2割が味が分からない(味覚障害)であったそうです。」

! ! !  に…二割ですかぁ?!

10人いると2人の子供は食べたものの味が分からないということですかぁ!?

なんと悲しいことでしょう…。

原因はよく分かっていないようですが、コンビニやファストフードの濃い味付けが原因の一端であるという説もあるそうです。

味が分からなければ当然好き嫌いも増えますよね… おいしさが分からないのだから食べたくないと思うのは自然な感情だと思います。

 

ちなみに、子供さんの味覚を鍛えるには「家族で同じものを食べる」ことと「良く嚼んでゆっくり食べる」ことだそうです。

それから、調べてみたところ三國シェフのこの取り組みは「Kidsシェフ」というのだそうで、プログラムに関して書かれた本もあるようです。

三国清三シェフの味覚の授業―KIDSシェフ

 

それにしても生き物として生まれ持ってきた能力が普段の生活で壊れてしまうというのは恐ろしいことですね…。

大河ドラマも観ています

2011年10月12日 水曜日

先日、朝の連続テレビ小説を録画して見ているというお話を書きましたが、実は大河ドラマも毎週録画してみています。

子供の頃は、西田敏行さんがでていた「山河燃ゆ」、渡辺謙さんの「独眼竜正宗」、中井貴一さんの「武田信玄」を親にチャンネルを奪われて嫌々ながらも観ていた記憶がありますが、それ以降はあまり観ていませんでした。

きっかけはSMAPの香取慎吾さんが出演するということで何となくみはじめた「新撰組!」(2004年)でした。

その後は、「義経」「功名が辻」「風林火山」「篤姫」「天地人」「龍馬伝」そして現在放送中の 「江〜姫たちの戦国〜」までなんと8年連続で欠かさず拝見しております。

連続テレビ小説もそうですが、一度みはじめるとなんだか習慣になってしまうんです。

 

と書いていて、実は連続テレビ小説よりも先に大河ドラマをみはじめていたということに今気付きました。

子供の頃の親の影響なのか、それともただ暇なだけなのか…

でも、連続テレビ小説と同じで大河ドラマも本当に勉強になります。

 

そういえば、物語が終盤に入ってきたり、来年の大河ドラマの話題が出るとなんとなく「あぁ 今年ももうすぐ終わりだなぁ」と季節を感じるものの一つにもなっています。

柴犬の起源は意外と最近

2011年10月5日 水曜日

私の大好きな「いのちドラマチック」で柴犬の特集をしていました。

驚いたのは、柴犬はもともと日本に野生でいたわけではないということ(人の手で交配されてつくられた)でした。

まさに日本の犬!というイメージの柴犬、きっとその歴史は古いに違いないと思っていたのですが、ここでさらなる驚きです。

なんと 日本で初めて柴犬が生まれたのは昭和23年なのだそうです!

江戸時代に猟犬として飼われていた犬の絵に近づけるように交配して最初の柴犬と呼ばれる「中(なか)」号が生まれたのが昭和23年…。

古い歴史どころか、なんと戦後生まれとは… 驚きました。

朝の連続テレビ小説

2011年10月4日 火曜日

子供のころは「おしん」をみていたような記憶があります。

でも、NHKの朝の連続テレビ小説は、前回の復習(とテーマ曲)に5分、次回のネタふりに5分かける構成が多いので実質1日5分程度しかすすみません。

しかも、朝とお昼にやっている番組なので普通は観ることができませんでした。

でも、ハードディスクレコーダーを買ってからは録画が簡単になったので毎日録ってまとめて観ることができるようになりました。

まとめて観るとこれが結構面白くて、今やっている「カーネーション」を含めて、5番組連続で観ています。

 

色々な地方や時代のことを知ることができ勉強にもなるのも魅力の一つです。

例えば、前々回の「ゲゲゲの女房」ではマンガの歴史についても学べましたし、前回の「おひさま」では戦争中のことについても色々知ることができました。

また、4作前の「ウェルかめ」では、四国のお遍路さんについてのことも興味深く観させて頂きました。

 

ハードディスクレコーダーをお持ちの方は是非録画してご覧になってみてください。 :)

宮崎駿・吾郎親子のドキュメンタリー

2011年9月24日 土曜日

宮崎駿監督と、ご子息の宮崎吾郎監督の関係を「コクリコ坂から」の製作を通して描くドキュメンタリー番組をNHKでみました。

やっぱり天才と呼ばれる方、プロと呼ばれる方の仕事の仕方は違うなぁと感動しました。

…と同時に宮崎駿先生が父親のお顔で愛情をもってご子息のことを語り、そして大いに照れる姿はとてもかっこいいと思いました。

お話の内容は吾郎監督の仕事への批判的なことですし、口調も厳しいのですが、それでも愛にあふれているのを感じるのです。

すばらしい作品をたくさんみせていただいてきたので私の勝手な思い込みはあるとは思いますが…。

それともう一つ驚いたことがありました、宮崎吾郎監督は実は今回のコクリコ坂が監督としてはまだ2作目。そして1作目の「ゲド戦記」に関わる前までは公園を造るお仕事をされていたのだそうです。

私はてっきり若いころから英才教育を受けて、監督ももう何本もされているのかと思い込んでいました。

お父上様の「こんな大変な仕事やらせたくなかったんだよ」と悲しいともさびしいともいえない複雑な表情でお話になっている姿に思わずうるっときてしまいました。

73歳の大工さんが世界のエネルギー事情を変える?

2011年9月19日 月曜日

毎回興味深く見せて頂いている番組の一つに「夢の扉+」があります。

世界を大きく動かすようなスゴイことをやっている方々、それも多くの方は天才科学者のような特別な方でなく私達と同じ庶民的な生活をされている方々なのが魅力です。

今回のテーマは、発電機の効率化の方法を見つけた73歳の大工さんのお話でした。

73歳というご年齢もそうですが、大工さんという電機や機械とはまったく関係のないお仕事をされている方が、世界のエネルギー事情を変えてしまう程の大発明をしたのですから驚きです。

発明の内容は発電機やモーターに発生する「コギングトルク」を軽減するというもので、発電機の発電効率を8%も向上させる可能性があるのだとそうです!

ご自分で自転車のライトを付けると重くなるのを何とかしたいとお考えになったのがきっかけだそうです。

ほとんどのことが既にプロの学者さん達によって解明されている21世紀…と考えがちですが、このような身近なところにある大発見がまだあるというのは楽しいですね。