‘ありがとうごめんなさい’ カテゴリーのアーカイブ

私が感謝すべき人の数

2011年9月3日 土曜日

普段からたくさんの方のお世話になっていることは何となく分かっているつもりではいるのですが、具体的な人数はと聞かれると考えたこともありませんでした。

まずは具体的に名前を挙げられ、日常的に意識している方々… 50人はいかないくらいでしょうか。

日常的には意識しなくても名前と顔がハッキリと一致する方々… 200人くらい。

ここから急に難しくなります。

自分が日常的にお世話になっているサービスの数。

居酒屋、ビール製造、日本酒製造、ウィスキー製造、焼酎製造、ワイン製造、酒類輸入、つまみ製造。 笑

電気、ガス、水道、電話、携帯電話、光回線、テレビ、インターネット接続、マンション管理、ゴミ処理、下水、鉄道、バス、郵便、宅配便、レンタルサーバー、スーパーマーケット、コンビニ、銀行、レンタルビデオ、病院、健康保険、道路整備、クリーニング… 思いつく一部ですが結構多いですね。

きちんと考えると日常的にお世話になっているサービスは50はくだらないはずです。(特に酒関連は重要!)

仮にそれぞれのサービスに平均100人の方がお力を尽くされていると考えると…

お~ 一気に5000人です。

これだけでも5250人です。

 

自分ひとりでは生きていけないということは分かっていたつもりですが、こうして数字にすると普段の感謝の気持ちは十分ではないと感じます。

5250人の皆様 ありがとうございます。 ありがとうございます!

静人日記

2011年8月31日 水曜日

静人日記は、 『悼む人』の主人公が書いた日記という形で書かれた作品です。

悼む人』の世界観がそのまま書かれていますので、読み方によっては続編として読むことも出来るかと思います。

実際には作者が悼む人を書くための準備として書いたものだそうで、当初は公開することも考えていらっしゃらなかったそうです。

生と死、憎しみと愛、出会いと別れ、創造と破壊、伝えること感じること…。

悼む人』では、他人が静人の価値観や考え方の輪郭を浮き彫りにさせていましたが、今作は完全に静人の視点からの表現です。

 

最初から最後まで日記形式です。

読み始めた時は「これでもつのだろうか?」と心配しましたが、物語としてきちんと成立させているのはさすが天童先生です。

日記は後半に行くほど長めの、しかも継続性のあるエントリーが増えてきます。

でも基本的には「日記」ですので独立したものです。

ちょうど、たくさんの写真(一枚一枚は独立している)を使って創られたモザイクアートを見ているようです。

 

悼む人』に共感出来た方には是非おすすめしたい作品です。

 

 

逆転現象

2011年7月28日 木曜日

最低賃金:時給6円引き上げ 平均736円に」を読んで驚きました。

生活保護で得られる収入の方が、最低賃金で働くよりも多いという「逆転現象」… 知りませんでした。

言葉は悪いですが、「働くと身入りが減る」という状態では多くの人が仕事をしないという選択をすることはそれほど想像するのは難しくありません。

就業能力があるにも関わらず政府の保護下にいる方の「自立しようという気持ち」を政府の政策が削いでしまっているケースがあるというのはショックでした。

最低限のレベルの生活をしてもらうために、「充実した仕事をして人の役に立てる喜び」「自立する自信」を奪うことにもなりかねないなんて考えたこともなかったです。

 

残念ながら私にはこの問題に対する具体的な対策案は(現時点では)ありません。

最低賃金が上がれば中小企業は困るかもしれません…。 その結果 雇用出来る人数が減ってしまったのでは就業者にとってよいことではありません。

でも生活保護から自立したいという気持ちを持ってもらえない状態では、政府の支出が増え、その分企業や個人からより多くの税金を集めなくてはいけなくなります。

これでも困る人が出てくるでしょう…。

単純な答えがないのだけは分かりますが、今の私にはとても複雑で大きな問題に見えてしまいます。

 

全世界の人に会うために必要な時間

2011年7月19日 火曜日

私は人に好かれたくて好かれたくて仕方ない人です。

嫌われるのが嫌だというよりは、好かれたいのです。

でも、今回これは自分の目標のために諦めることの一つにあげました。

「全ての人に好かれたいという願望をあきらめる」

これが3つ諦めることの一つです。

…とは言っても宣言しただけでなかなか諦められるものではありません。

そこで、ちょっとした算数をしてみました。

全世界に60億人いると仮定して、それぞれに1秒づつあうとしたら… 60億秒。

60億秒を60で割ると1億分。

更に60で割ると… 約167万時間。

これを24時間で割ると… 69444日。

そしてこれを365日で割ると… 約190年!

 

そうです、一人たった1秒だけでも全員に会うには190年かかるのです!

しかもその間に人口は増えていきますし、移動時間を考えると200年は軽く超えるはずです。

 

つまり、私が全世界の全員に会おうと目指すのは、愚かなことです。

ということは、自分が大切だと思う人以外のために費やせる時間の余裕はないということです。

人からイヤミを言われた時に、腹を立てて正面からぶつかれば、1秒以上かかりますね…。 しかもたいていは好きでも無い人に…。

好きでも無い人への1秒より、好きな人のための10秒を大切にしたいと以前よりも強く思うことになった算数でした。
(と言ってもなかなか簡単にはいかないのですが…)

「ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇」

2011年7月14日 木曜日

昨日ご紹介した「優しい会社」と不思議な関係がある良書が「ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇 」です。

シリーズ合計の販売部数400万部を超えるベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」シリーズの第3弾です。

今回は感情と人間関係についてのお話です。

感情や人間関係はハッキリと目に見えるものではないためこのテーマについて書かれた本はどうしても抽象的になりがちです。また具体的に書かれたものは細かいことが多くなってしまって汎用性が薄くなりがちで応用しにくいという反面もあります。

ところが「ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇 」では、分かりやすい全体象を示してくれながら(汎用性が有り)、毎日の生活でどのようなことに気を付ければよいかということ(具体性)も書かれています。

そしてもちろん今回も泣かせます。 何故こんなに泣けるんだろうと思うくらい泣けちゃいます。(もちろん私が特に涙もろいのは否定しませんが…)

というわけで感情移入しやすい方は電車の中で読むときは要注意です。

 

優しい会社」との不思議な関係は両方とも人間関係の指南書であるということだけでなく、発売時期までほぼ同じだということです。

 

ちなみに「ユダヤ人大富豪の教え」シリーズをお読みになったことが無い方でも今回の本だけを先に読んでも大丈夫なようにできています。

もちろん第一作第二作と順番に読んで頂くと主人公の性格等が分かりやすいので理解度は深まると思います。

 

こちらは会社の人間関係だけでなく、家族や恋人との人間関係まで広くカバーしています。

今、心が少し疲れているとお感じの方、家族やパートナーとの関係に違和感や不安感をお持ちの方、自分のルーツを知りたい方に特におすすめしたいと思います。

 

平成23年度ビジネス交流会

2011年6月25日 土曜日

NPO法人 さいたま起業家協議会主催の ビジネス交流会におじゃましてきました。

今年でなんと10回目(10年目!)の今回の講師は、元 株式会社はとバスの社長でいらした 宮端清次先生です。

東京都のお役人でありながら、4年連続赤字で、倒産寸前のはとバスをV字回復させ累積赤字の解消、債務の削減という偉業をなされたエネルギッシュな方です。

ちなみに、はとバスの社長就任前は大江戸線の建設を引っ張っていらしたというのですからスゴイ方です。

 

私の記憶が正しければ、私が今まで拝聴した講演の中で「泣いた」というのは今回が初めてではないかと思います。 まして、3回も…。

物静かで礼儀正しい方という第一印象からは想像もできないほどの情熱的なお話は、時間が経てばたつほどボルテージが上がってきます。

そして先生がはとバスの社員のみなさんと正面から向き合い一緒にお客様の方をみて(内輪でお互いを見つめまたはにらみ合うのではありません)、血のにじむような努力をされたことをお聞きしているうちになんだか涙がでてくるんです。

あぁ こんな人の元で仕事ができる人達は幸せだなぁ 私もこんな人になりたいなぁ と。 これが1回目。

そして 「会社が社員を扱うレベル以上には、社員はお客様を扱うことはない」というお言葉を聞いて、こんな当たり前のことを私は何故知らなかったのだろう… と2回目。

最後に東京ディズニーランドのカフェのアルバイトスタッフの方の感動のサービスのお話でとどめの3回目。

 

このような貴重なお話を拝聴できたからでしょうか…。 講演から帰ってきてもしかしたら私の人生を大きく変えるかもしれないという大きなひらめきを得ました。

今日はとても重要な一日となりました。 ありがとうございます ありがとうございます!!

新宿駅は楽しい2

2011年6月23日 木曜日

好きな時に、好きな場所で気ままに眠り好きなものを探して食べる。

これをサバンナでやると自由な冒険者と呼ばれます。

…が、新宿駅の周辺でやると ホームレスと呼ばれます。

8月31日の絵日記状態?

2011年6月21日 火曜日

「ブログの更新のされかたがなんだかおかしい」とのお言葉を頂きました…。

えっと 実はおかしくありません。 おかしいのは私の書き方です。

毎日何か必ず書くようにしているのですが、仕事から帰ってきてビールを飲んでそのまま寝てしまう日々なので週末にまとめてかいています。 笑

まるで8月31日に40日分の絵日記を書く子供(もちろん私もそうでした)のようです。

そのようなわけで本当は今日は6月26日なのですが、やっと6月21日のエントリーをしている状態です。 はははは

高速道路上限1000円割引最終

2011年6月18日 土曜日

福島に行って参りました。

今回は高速道路の休日割引(上限1000円)の最後の週末だったこともあり、かなり車が多かったです。

また、関西や中国のナンバーの車もいつもより多くみられましたので、被災地へのボランティア、家族・親戚のお見舞いという方もいらっしゃったのかも知れません。

 

さて今回も盛りだくさんでした。

まず、精霊の守る神聖な土地にある、妖精の飛び交う美しいバラの園を特別に拝見させて頂きました。 

詳しいことはここではかけませんが、通常は(私達のようなものは)決して入ることはできない特別なお庭をNPOの矢吹さんのおかげで拝見することができました。

心が洗われるというのはきっとあのような体験のことをいうのだと思いました。

 

そして、またしても旅の宿の女将さんに美味しいものをご馳走になりました。

「いや~ 毎回毎回 こんなに幸せでいいんでしょうか?」と思わずにやけてしまうんですが、スグその後で「いいんです むははははは」と何度も壊れたラジオのように言っていました。(今回も)

日本一の女将の餃子、ウドの若芽の炒め物、臭みゼロのかつおの刺身… う~ん 思い出しただけでまたよだれが… 

日本一(当社比)の女将の餃子

日本一(当社比)の女将の餃子

 

翌日は遅ればせながら 昨年お借りしていた畑の片付けをしました。 

本来は三月の末には綺麗にしてお返ししなくてはいけなかったのですが、震災の影響で結局6月になってしまいました。

爆発しそうな葱坊主のネギ、天まで伸びそうな勢いの菊芋、そして誰かがアロマオイルをこぼしたのでは?と思う程に増えた香りを振りまいていたミント、さらには去年の堀残しから生えてきたジャガイモ…。

それからもちろん大いばりで大成長して木のようになっていた雑草も(全てではありませんが…)抜きました。

ねぎ坊主

爆発寸前のねぎ坊主

 

天まで届きそうな菊芋

天まで届きそうな菊芋…と私の尻

 

ミントの群れ

ミントの群れ?

 

またこの場所で野菜作りができる日を思い、そして今までの感謝を込めてちょっとうるうるしながらの一礼で帰ってきました。

私にはたくさんの親がいます

2011年6月17日 金曜日

運の良さ以外にあまり自慢できることがない私ですが、その運の良さゆえに自慢できることもあります。

それは両親の数の多さです。

なんじゃそりゃ とお思いになるかもしれませんが、私には産みの親以外に最低でも7組の両親がいます。

高校時代(から大学時代まで)にバイトをさせて頂いて会社の社長と専務。

アメリカでホームステイさせて頂いたホストファミリーの夫婦とそのホストマザーのご両親。

大学卒業後に1年近く居候させてもらったYoung家のDarrellとVicky。

私の妻の両親。

血縁はないけれど一番近い親戚のようにお付き合いしてくれたクリーニング屋のおじさんとおばさん。

そしていつでも美味しいものをたくさん食べさせてくれる 旅の宿の女将さんと原田さん。

ここに挙げた全ての方々が私を実の子供のように優しく接してくださり、そして厳しく叱ってくださります。

本当にありがたいことです。